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整体師として大切なことは、患者さんが必ずリピーターになり得る「カウンセリング力」と「臨床力」を身に着けていることです。ぜんき整体スクールでは、確かな技術力、カウンセリング力、臨床力を身に付けた整体師を養成しています。

「がんばる人が崩しやすい”自律神経”とは? ~自律神経が整う”内臓整体”の秘密~【前編】(2017年)

ストレス=不調の原因

日々の小さな不調の原因のひとつが”ストレス”にあるということを知っていましたか?
不調の原因や仕組み、改善方法を前後編2回にわたって、分かりやすく解説します。

ストレスに効く今注目の『自律神経が整う”内臓整体”』の秘密に迫ります。

小さな不調が”当たり前”になっていませんか

・ 目覚まし時計のアラームで無理やり起き、満員電車に乗る
・ 苦手な人間関係
・ 残業
・ 不規則な食事
・ 育児
・ 夜更かし


誰もが経験しているであろう小さなストレス。
日の出と共に目を覚まし、好きな人と好きな仕事をして、お腹がすいたら食事をし、日が沈めば自然に眠くなりぐっすり眠る。
本当はこんな生活をしたいけれど、あまりに現実的ではありません。
(もしかしたら、そんな幸せな人もいるかも)

そんな当たり前のストレスにさらされていると、
「いつも肩がこっている」
「腰が痛くてつらい」
「なんだかずっと頭が重い」
「胃の調子が悪くて、食欲がない」

などの小さな不調が起こり、いつの間にかそれが当たり前になっています。

しかし、頑張り屋な人は不調の中でも「頑張らなければいけない」呪縛の中で心身のバランスを崩していってしまいます。
では、どうしたらよいのか…それは、不調の原因と仕組みを知ることで、改善できるのです。

不調は体のスイッチ故障?

”自立神経”という言葉を聞いたことがありますか

「ストレスによって体が不調になる」
この仕組みは「心身のON・OFFのバランスが崩れる」ということです。
そのON・OFFのバランスをとる役割を、自律神経といいます。

ONスイッチを「交感神経」といい、エネルギーを使う活動的な神経です。
反対にOFFスイッチを「副交感神経」といい、心身を休めリラックスさせる神経です。
これら2つの神経が乱れると、活動したいときに活動できなかったり、休みたいのにリラックスできないなどから”不調”を引き起こします。
このスイッチ故障の事を”自律神経の不調”といいます。

では、自律神経が正常に働くにはどのような生活をすればよいのでしょうか。
それは、日の出と共に目を覚まし、日が沈めば自然に眠くなりぐっすり眠る、自然の摂理に合った生活です。
(え?そんな生活できないってさっき言ったよね?)
そうです。現代ではこんな生活できませんよね。
では、現代人の私たちはどうストレス・不調と向き合えばよいのでしょうか。
その秘密は…『内臓』にあるのです。

自律神経が整う”内臓整体”の秘密

整体なのになぜ内臓?

「整体って肩こりや腰痛を直すんだよね?」と思った方も多いかもしれません。 通常のバキバキっとコリをほぐすその場しのぎの整体ではなく、元気だったころの体に戻すことが目的の施術を内臓整体といいます。

『内臓整体』とは内臓の位置を正しく整え、自律神経のバランスを整える施術です。
もちろん、内臓の位置をもとに戻すと言っても、直接内臓を押したり揉んだりするわけではありません。
では、どうするのかというと…簡単な方法のひとつが『腹式呼吸』です。
お腹(横隔膜)を動かして呼吸することで、内臓が動き出してリラックスできるのです。(副交感神経が優位になる)
このように、内臓に働きかけることによって、自律神経のバランスを調整する施術を『内臓整体』といいます。
さて、そんな内臓整体はどんな効果・施術があるのでしょうか。

気になる続きは、後編で解説します。

熱中症患者急増中に向けて(2016年6月27日)

昨日、千葉県富里市で今年も開催されたスイカロードレース(1万4千人参加)で、7人の方が熱中症で搬送されたというニュースがありました。そのうち一人の方は意識不明の重体に陥っているとの事。速やかな回復を願ってやみません。
さて、当時の気温は28度とのことでした。確かに暑い陽気ですが、「真夏日」と発表される手前の気温だったといいます。それでは何故今年は熱中症患者が多数出てしまったのかというと、高い湿度に原因があったと報道されていました。確かに昨日の千葉は、平均湿度が62度でした。

人は暑いと汗をかいて、体表を濡らすことで体温を 下げていますね。人は地球の環境の中で生きています。取り巻く周りの変化に適宜順応しながら生理バランスを保っています。このロードレースを受けての反省は、気温は注意していたが、湿度に対してはそれほど注意をしていなかったことでしょう。汗は体内の水です。体外にスムーズに排出されるから、正常に体温を下げることができます。しかし、体外に湿気がいっぱいにあったら、体内の水分はうまく体外に出ていくことはできなくなります。よって体温が下がらない。体内にこもる。走っていれば熱中症になってしまう。ということになります。
身体が健康なら、少々の気温の悪条件も乗り切れますが、胃腸をはじめとする内臓の弱り、寝不足等での体力の低下があれば、熱中症の リスクは当然高くなってしまいます。無理をし過ぎないという事前チェックが大変重要となります。

それでは梅雨に上手に汗をかくにはどうしたら良いでしょう。ズバリ、サウナです。長時間入らず気持ちよく汗がかけたら終了。自宅では、熱めのお湯で足湯が良いです。目安は首筋にほんのり汗をかいてきたら終了。とにかく心臓に過度な負担がかからない程度で、体内の水分を強制的に体外へ排出することです。

では、水分の補給はどうしたらよいのか。
この時期から夏の終わりまでは、たとえ猛暑でも、キンキンに冷やした水分は取らないことです。30度を超える気温だからこそ氷らせた水分を取る方がいますが、ダメ!です。猛烈にあつい所にキンキン に冷えたものが入れば、壊れます(耐熱ガラス容器の注意事項にもありますね)。真夏だからこそ、体を冷やしてくれる成分の飲み物を常温以上でこまめに摂取することをお勧めします。

随分前に、墨田区の風鈴職人さんが夏中は絶対に冷たい飲み物を取らないとテレビで語っていました。毎日ガラスを溶かす炉の前で仕事をしている室温は、50度をこえています。真夏日のそれとは比べ物になりません。一回でも冷水を飲めばとたんに夏バテをするから、水分補給は暑い緑茶のみと語っていました。
我々も年々暑くなる猛暑対策として、この知恵を拝借しましょう!
夏は、麦茶、緑茶がお勧めです。

中々治らないときは。(2016年6月4日)

慢性症状が中々治らない方が時々いらっしゃいます。何をやっても治らないと訴えます。私たちぜんき整体院では、皆様に健康な体に戻ってもらうために整体を行っています。そのために様々な角度から東洋医学に基づくカウンセリングを大切に行っているのですが、すると中々治らない方々の共通点が見つけられるのです。共通点の大きなひとつ、それは心労。それも解決の糸口が見えない心労があるのです。

例えば①長年にわたり身内の介護を一人で担い、心底消耗している方。
例えば②長年にわたりパワハラ等に合っていて、心底消耗している方。
例えば③どこの職場に移っても許せない人が現れてしまい、イライラが絶えない。
これらの方々は、すぐにコリや痛みを訴える体に戻ってしまうのです。何故でしょう。それは今の自分にとって、そんな体が一番良いバランスだからです。ストレッサーに対抗するため無意識にある個所に緊張を強いることによって、置かれている環境と心と体とのバランスを取っているのです。

それでは、中々治らないコリや痛みはどうすれば無くなるのか。
例えば①②の方は、ストレッサーが自分の環境から居なくなれば無くなります。
③の方は、自身の心の余裕が、ストレッサーよりも大きくなればなくなります。
いずれの場合も、渦中ではコリや痛みがゼロになることを求めず、元の健康なバランスにリセットする機会を定期的に作ってあげることがまずは必要です。

首スジ痛の方、急増中!!(2016年3月18日)

今年も首スジを痛める季節になりましたね。特に今年はヒドイ。3月に入ってからの気温の高低差が激しい。例えば、東京で3/8(火)は20.8度だったのに、翌9(水)は10.9度、11(木)は何と5.9度。これが今の季節の首スジ痛を多くさせています。
春は曲直。上へ上へとエネルギーが上がっていくように、木々が芽吹き、ぐんぐんと育っていく季節です。人の身体のエネルギーも同様に上方へ上がっていきます。春のエネルギーのように元気であれば問題なしです。しかし、例えば寝不足過労で体力が消耗すると、スジが硬くなり、上がってきたエネルギーはそこで痛みとなってし まうのです。

こんな時は、すぐに首スジを揉んでしまうのは禁物です。後でもっと痛くなってしまいます。
身体は、凸になってしまった所があれば、必ず凹になっている所があります。春の曲直のエネルギーと身体の消耗のアンバランスによって生じた凹凸を上手に見つけて丁寧に整体をしてあげれば、身体は安心して本来の健康な状態を取り戻します。ご自身でできる養生としては、例えば桜の花を愛でる和らぎを持つだけでも違うでしょう。ほんのちょっと、春の陽気に心身を預けてみては如何でしょうか。
先ずは歪んでしまった身体の声をよく聞いてあげて、優しく整えてあげたいものです。

「産後整体」(2016年2月6日)

ぜんき整体では、不妊治療の一環として2005年から延べ千人以上の方々へ内臓整体をご提供させて頂いております。ぜんき整体の内臓整体とは、「元に戻す」整体です。様々なストレスにより歪んでしまった身体を元の健康な状態へ戻す整体です。
出産はとても大きなエネルギーを使うことは周知のことです。最低3か月間は安静にしていなければならない程の消耗といわれています。母体を大切に養生し、ていねいに回復することが非常に重要です。

1月31日に大阪国際女子マラソンを好成績で優勝された福士加代子選手は、リオデジャネイロ五輪出場を確定させるために、3月13日の名古屋ウィメンズマラソンへの出場を果たそうとしています。関係者からは、「体が心配」との声が上がっています。その理由として、女子がフルマラソンをして消耗するエネルギーは、1回の出産を果たすことに相当するため、最低3か月は空けなくてはならない、とのことでした。福士選手は、実は昨年10月11日にもシカゴマラソンを4位で走りぬいているのです。このスパンで今夏のオリンピックに向けて、万全の体調で臨めるのかと危惧されていました。
最低3か月休まなくてはならない。
人の身体は、足りなくなった栄養素を単に補給すれば健康な身体になるわけではないのです。重要なのは「養生」。上手に養生することなのです。

とかく産後のママたちは、骨盤の開きを気にされます。しかし単に開いてしまった骨盤を治すだけでは、健康になったと言えません。
本来、東洋医学は、健康な元の体に戻す術を「整体」と呼びます(正確には導引按?)。特に出産は、新しい「精」を生むために、自分の「精」を分け与える、つまり寿命を削る仕事なのです。
「精」=「寿命」。
出産の後は、東洋医学の整体がゼッタイにお勧めです。骨格だけでなく、身体を根本から上手に回復させることに役立ちます。
急がば回れ。出産後は先ずは養生をして、その後の人生も生き生きと過ごせる身体を取り戻して欲しいと思っております。

「寒さに負けないワンポイントアドバイス」(2016年1月23日)

今冬はこれまで暖冬だったために、この急な寒さは堪えますね。1月20日から二十四節気でいうところの大寒に入りました。寒いわけです。
大寒は2月3日節分までの間をさします。
しかし、寒さは節分を過ぎても3月一杯までは続きますよね。2月4日は立春。ここから春の陽気となりますが、まだまだ残る寒さと春の陽気が相重なり、
私たちの身体にはこのギャップが体調を崩させる一因となります。一層気を付けたい季節です。

そこで寒さに負けないワンポイントアドバイスです。
「病は気の持ちよう」という言葉がありますが、ここはひとつ自分自身に言葉をかけてあげることで乗り切りましょう。
起床のとき は、「よし、今日も寒いぞ!起きよう!」と。
朝家を出るときは、「よし、今日も寒いぞ!では、行ってきます!」と。
何をいってるんだと笑われてしまうかもしれませんが、これが案外〝効く”のです。
例えてみれば(変な例えですが)、よそ見をしているとちょこっとぶつけただけでも結構痛いのに、わかってぶつかればそんなに痛くない。
外気の寒暖も同様です。いたずらに寒さに怖気づくよりは、「よし、今日も寒いぞ!」と言い聞かせるだけで、寒気が身体に与える影響は違ってきます。
実際に声を出して言う方が効果的です。
ぜひ皆様もやってみてください!

「内剛外柔、頭寒足熱」(2016年1月4日)

今年のお正月は、めずらしく寒さ和らぐ陽気でした。例年よりは過ごしやすいと嬉しかったものの、地球の変化に多少の心配も感じてしまいますね。
人は自然の変化に同調していれば、健康に過ごせます。しかし、地球の方が今までの自然の変化と変わってしまえば、私たちも健康を損ねてしまいます。
変化に対応する秘訣は、内剛外柔、頭寒足熱、などに例えられる「肩肘を張らない」生活を送ることです。せかせかした忙しさやイライラばかりの生活 を送っていると、頭に気血が滞って、丹田の気が消耗し、内柔外剛、頭熱足寒になってしまいます。自律神経が失調し、不眠や鬱っぽくなってしまいます。

予防のポイントは「肚(ハラ)を据える」訓練をすること。そうすることで、頭に上がって滞った気血が、循環するようになります。
簡単な方法は、腹式呼吸。呼吸により横隔膜を動かすことで、強制的に内臓に気血が集まってきます。
まずは、自分に合った椅子(腰を掛けた時に両足底が地面に着く)に背筋を伸ばして座り、手を太ももにに自然に乗せます。次第に、太ももがぼんやりと手の重さを感じるくらいになれば、リラックスできている証拠です。
目は軽くつむると良いでしょう。その状態で腹式呼吸をゆったりと行ってください。10秒くらいでも、充分落ち着けるはずです。
是非試してください。

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